ISOの普及拡大を願う会(IFKK)
亀岡孝三郎 

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JAB 第2回 マネジメントシステム シンポジウムに参加して

 公益財団法人 日本適合性認定協会(通称JAB)では、 第2回 マネジメントシステム シンポジウム を「複数のマネジメントシステム規格を効果的に使う」をテーマとして、2014年3月13日、有楽町朝日ホールで開催されました。

 これは、以前から毎年開催されて来ました「環境ISO大会」と「ISO 9001公開討論会」との二つのイベントが、咋年より合同して開催されるようになり、名称も新しく「マネジメントシステム シンポジウム」と改称されたものです。今年はその「第2回」目であり、私も参加し、受講してきました。

 今回は「品質ISOや環境ISOなど二つ以上のマネジメントシステム規格を効果的に活用する」方法が主要なテーマでしたが、最初に 筑波大学 山田 秀 教授 より、来年の2015年に改訂発行される予定の「マネジメントシステム規格」の開発動向として ISO 9001 を中心に基調講演がありました。

 なお、当日・参加者に配付された「質問表」で、私は≪今回の改訂は規格としては確かに良くなると思いますが、一般の組織(特に中小企業)はどのように受け止められるでしょうか。認証登録が普及拡大するでしょうか。不確かさの影響などの言葉が出てくるなど規格が難しくなり、今後は社会のISO離れが進みませんか≫と記入して提出しましたところ、当日のコーディネーターやパネリストから≪規格改訂は制度普及には関係が無い。まず新しい規格の仕組みに慣れていただくことが必要である≫と回答をいただきました。まったくその通りであり、当り前のことですが、私としては、規格改訂の機会に要求事項が一般にもより理解され易くなり、ISOに取り組むことによって企業が成果を揚げ易くなることが望ましいことであると思いました。

                                             2014年4月 記