ISOの普及拡大を願う会(IFKK)
亀岡孝三郎 

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JAB 環境ISO大会の参加について
 
   2012年2月14日、JAB主催の「環境ISO大会」が開催され、私も参加してきました。
今年度のテーマは“地域社会と組織を支える環境ISOとその将来展望”(東日本大震災を乗り越えて~)でしたが、その内容は先ずJAB井口専務からマーケットサーベイランス訪問という新しい制度の説明などがあり、次にTC-207国内委員長の吉田先生からマネジメントシステム規格(MSS)の共通要求事項の開発と次期ISO14001の改正方向の報告がありました。
  そして、当日のメインテーマとして、摂南大学・山本先生の司会のもとに東日本大震災における「地震・津波・原発事故・節電対応へのEMS活用」に関して、3社から発表がありました。そこで私はISO14001の認証取得が大震災への対応でどれほど役立ったのか期待して聴講しましたが、事故及び緊急事態の対応手順により避難や復旧の活動に若干の効果があった程度と思われ、
ISOを取得していなくとも大会社はどこでも避難訓練や復旧工事の準備は備えていることであり、元々環境ISOは災害対策のための規格ではないため過剰期待は無理であることを再認識しました。                                                                                                                                                  2012年3月1日記